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鉄道コラム 前照灯(250)
心の中を走った列車、京都に大集合

話題 | 神奈川新聞 | 2016年5月13日(金) 12:00

 少年の心の中を走っている列車は、決して「銀河鉄道999」だけではない。4月29日にグランドオープンした京都鉄道博物館を訪れ、思い出の列車を探した。SLから通勤電車、新幹線までJR西日本を代表する計53両の展示は圧巻で、親子連れやカップルだけでなく、外国人観光客の姿が多いのは京都ならでは。


 電気機関車の車輪の下に潜り込めたり、客車の屋根を眺めることができたりと非日常を体験できる。大阪―下関間で運行されてきた豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス」が引退直後に〝殿堂入り〟しているのには驚いた。

 博物館は、昨夏に閉館した「梅小路蒸気機関車館」も引き継ぐ形で、一新された施設。今回、車両の引き込み係である、いわば「日陰の存在」だったディーゼル機関車が展示に加わったことに心奪われた。少年時代の筆者が見ていたのは展示されているDD51形ではないだろうが、山陰線が電化されるまでオレンジ色の車体に白い線のディーゼル機関車が古都の町を走っていた光景が脳裏に蘇った。


 客車や貨物列車を扱うディーゼル機関車が行き来していた山陰線の旧・二条駅は高架化に伴い梅小路に移築した。現在、往年の木造の駅舎は同博物館のミュージアムショップとなり鉄道グッズを買い求める客でにぎわう。天皇皇后両陛下や皇族が利用され、地元の誇りだった貴賓室もまた様変わりしていた。(三)

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