
川崎市多摩区生田の五反田川の上を、こいのぼり150匹が泳いでいて人気となっている。生田駅南口付近から田中橋手前までの約400メートルの間で5月5日まで。川沿いの歩道を歩く人々から「きれい」との声が漏れていた。
地元の五反田自治会が家で使われなくなったこいのぼりを集め、2008年から続けている。最初は12匹だったが、商店街の協力などもあり、年々増加してきた。川にはNPO法人おさかなポストの会の協力で昨年秋、ニシキゴイ千匹を放流しており、色とりどりの魚が水面も彩っている。
生田大橋の近くには花壇も整備し、掲示板には写真愛好家の自慢の作品も展示。自治会長は「天空のこいのぼりと、川にはニシキゴイ。昨年よりちょっと楽しいものになっているので見てほしい」と話している。