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青根小復興へ備品寄贈 OGのプロゴルファーが支援

話題 | 神奈川新聞 | 2016年4月28日(木) 02:00

青根小に50万円相当の物品を寄贈した佐藤選手(中央) =相模原市役所
青根小に50万円相当の物品を寄贈した佐藤選手(中央) =相模原市役所

 火災により県内最古で唯一の現役木造校舎が全焼した相模原市立青根小学校(同市緑区青根)を支援しようと、同校の卒業生で女子プロゴルファーの佐藤靖子選手(37)が27日、ホワイトボードなど学校で使う備品計50万円相当の物品を同校に寄贈した。

 佐藤選手は青根生まれの青根育ち。同校から青根中学校を経て、県立城山高校を卒業後、19歳でゴルフを始め、1999年にプロに転向した。

 3日未明の火災当日は青根の実家にいた。消防車のサイレンで目を覚まし、現場に駆け付け校舎が燃えるのを見て「涙が止まらなかった」という。

 佐藤選手には2歳の娘がいる。「青根小は地域の宝物。娘も通わせたいと思って青根に住んでいるので、自分も何かしたい」との思いを抱き、火災直後に開かれた大会で獲得した賞金の一部を寄贈に充てた。

 目録を受け取った岡本実教育長は「子どもたちが元の学校生活に戻れるよう活用させていただきます」と感謝。佐藤選手は「プロとして活躍し、青根を盛り上げたい」と改めて活躍を誓った。

 
 

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