
1本につながった細長い鉄火巻きづくりに挑戦するイベント「三崎まぐろ鉄火巻き日本一寿司(すし)づくり大会」が24日、三浦市三崎下町地区の商店街で開かれた。10回目の今年で最後となった大会には、県内外から1270人が参加。前回の大会記録555メートルを5メートル上回る560メートルを見事完成させた。
会場の商店街通りに560メートル分の台を並べ、メバチマグロ86キロ、酢飯は230キロが用意された。参加者は割り当てられた場所で指示を受けながら、海苔(のり)が切れないように1時間がかりで取り組んだ。
巻き上がった鉄火巻きを全員でゆっくりと持ち上げ、1本につながっているのが確認されると、会場から大きな歓声が上がった。
イベントは、生ものを扱う関係で必要な雨天時の会場を確保するのが来年以降は難しくなったことから、今年で終えることになった。