開港の地である横浜市心部のにぎわいづくりを目指すイベント「横浜セントラルタウンフェスティバルY157」が5月27~29日の3日間にわたり開催される。関内、馬車道、山下公園通り、横浜中華街、元町・山手エリアの商店街組織などでつくる実行委員会と横浜市の共催。
初日は神奈川芸術劇場で歌手クリスタル・ケイさんらが出演してオープニングセレモニーを開催。28、29日にはメイン会場の山下公園でコンサートやダンス、ファッションショーなどが展開され、横浜に本拠地を置くプロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ」の選手も参加する3人制バスケットボール大会が今回初めて開催される。
期間中はジャズフェスティバル(馬車道)、フリーマーケット(山下公園通り)、郷土料理フェア(中華街)、スイーツイベント(元町)、フードフェスティバル(関内)など、各地区でイベントが予定されているほか、スタンプポイントを回るウオークラリーも企画している。
実行委の永井淳二委員長らは6日に会見し「6年前に手作りで始めたイベントが大きく成長した。今年も一段とブラッシュアップしていく」とあいさつ。林文子市長も「開港以降、先人の思いの詰まった地域。横浜の観光にとってもセントラルタウンの力は大きい」と期待を寄せた。
同イベントは2009年の開国博Y150の翌年から毎年開かれ、昨年は延べ100万人が来場したという。問い合わせは実行委事務局電話045(641)1557。