生命の尊さを感じるきっかけにしてもらおうと、動物と触れ合えるイベント「いちにち・ふれあい動物村」が22日、平塚市大原の市総合公園で開催された。
市まちづくり財団が企画。普段は公園内にある「ふれあい動物園」にいないハリネズミや牛、ドワーフハムスターなど14種32頭を加えた計171頭を会場内にそろえた。多くの親子連れが訪れ、動物を抱いてぬくもりを感じたり、ニンジンやダイコンなどのえさを与えたりして触れ合いを楽しんだ。
角を持つヤギや大きなヒツジに恐る恐る近づく幼児や、丸まったハリネズミの鋭い体毛を興味深くのぞき込む子も。市内の来園者(6)は「ヒツジは葉っぱをたくさん食べてくれた。ウサギや小さい動物をいっぱい触りたい」と話していた。