
東海道川崎宿2023まつり実行委員会はことしも創作三角おむすびのレシピコンテストを開催し、29日まで応募作品を募集している。川崎宿ができて400周年になる2023年を盛り上げようと官民でつくる実行委員会主催。
おむすびの形が現在の三角の形になったのは、江戸時代に徳川吉宗一行が川崎宿に宿泊した際、徳川家の葵(あおい)の御紋(ごもん)に見立てて丸い盆に三つ置いたおむすびが提供された事がきっかけといわれている。
その伝説を生かし地域活性化を図ることを目的に昨年初めてコンテストが開催され、117人の応募の中から横浜の高校生の作品「小松菜ごはんのみそ焼きおむすびが優勝した。
レシピの条件は(1)おむすびの形状は三角形(2)サイズは大人の拳ほど(100グラム程度)とし、ご飯や具材、巻くものなどは問わない。応募条件は、市内在住・在勤・在学者など。上位2作品は4月3日に稲毛公園(川崎区)で開催される「東海道川崎宿2023まつり」で調理業者が再現。投票券付きでイベント会場で販売し、優勝作品を決定する。
事務局は「昨年の優勝作は区内のお店で販売され好評。今回も優勝作は商品化に向けてホームページで公開する。川崎の歴史を知ってもらうきっかけと名物の誕生による地域の活性化につながれば」と期待している。
応募用紙にレシピなど必要事項を記入し、完成品のカラー写真を1枚貼付して郵送か持参、電子メールなどで、〒210-8570川崎市川崎区東田町8、東海道川崎宿2023まつり実行委員会事務局(川崎区役所地域振興課まちづくり推進係)。問い合わせは、同係電話044(201)3136。