東海道川崎宿2023まつり実行委員会が創作三角おむすびのレシピコンテストを開催し、2月28日まで応募作品を募集している。川崎宿ができて400周年になる2023年を盛り上げようと、官民でつくる実行委員会が主催する。
レシピの条件は、三角形で約100グラム、ご飯や具材は問わない。応募条件は、川崎市内在住・在勤・在学者など。
上位2作品は4月2日に稲毛公園(同市川崎区)で開催される同まつりで調理業者が再現し、投票券付きで販売して勝者を決める。昨年は応募89点の中から、アサリのつくだ煮やアオサを混ぜたおむすびが優勝した。
コンテストは、江戸時代に徳川吉宗一行が川崎宿に泊まった際、徳川家の葵(あおい)の御紋(ごもん)に見立てた三角むすびを三つ提供した、という言い伝えにちなんでいる。
事務局は「優勝作は商品化の可能性もあり、川崎の歴史を知ってもらうきっかけと名物誕生による地域の活性化につながれば」と期待している。詳細は同区のホームページ。問い合わせは、同区地域振興課まちづくり推進係電話044(201)3136。