横浜市中区の三渓園で梅の花が開花し、春の気配を感じようと多くの人たちが訪れている。
園によると、暖かい日が続いた影響で、前年より1週間から10日ほど早く昨年12月末に開花。咲き出してから寒い日が続き、「見ごろは例年通り2月中旬から下旬になる」という。
園内には、竜がはうような形をした「臥竜梅(がりょうばい)」や、中国原産で花びらの付け根が緑色の「緑萼梅(りょくがくばい)」など約600本が植えられている。来園者は紅白の花の間をゆっくりと歩いたり、カメラに収めたりしていた。
13日から3月6日までは「観梅会」が開かれ、餅つきや猿回しなどの行事が彩りを添える。問い合わせは、三渓園電話045(621)0634。