「小田原梅まつり」の会場の一つ、小田原フラワーガーデン(小田原市久野)は、同園限定のオリジナル餅菓子「梅だれ餅」を新発売した。小田原名産の梅を使った新たなお土産を-と、同園が企画した。
餅菓子は、曽我梅林産の「十郎梅」をペースト状にして餅で包んだ、甘酸っぱさが特徴。「小田原は梅の町なのに、梅を使ったお土産は梅干しぐらいしかない」と同園。そのため菓子をつくりたいと、市内の土産店に製造を依頼した。1箱12個入りで700円。1400箱限定で、なくなり次第、終了する。
同園で開かれている梅まつりの今年のテーマは「花のかたち~やうやうたる梅の花びら」。同園に植栽されている約200種480本の中から、数や形、立体感など花びらに特徴のある品種に注目し、紹介している。今シーズンは暖冬で開花が例年より1~2週間早く、全体の五分咲き。今月中旬には見ごろを迎えるという。
曽我梅林(別所、原、中河原地区)や小田原城址公園なども会場とする小田原梅まつりは6日から3月6日まで。
梅だれ餅に関する問い合わせは、同園電話0465(34)2814。