JR茅ケ崎駅周辺の落書きを一斉に消去するキャンペーンが5日、行われた。茅ケ崎市と茅ケ崎署の主催。地元の自治会や商店会、大学生ら約40人が参加し、クリーンな駅前を目指して汗を流した。
地域を挙げて落書きを消す活動は同市初の試み。駅周辺では建物の壁や防災倉庫、電柱などに落書きが目立ち、犯罪抑止の観点からも取り組むことを決めた。
駅の南北を結ぶ陸橋の壁面にはスプレーでアルファベットや絵が書き込まれており、参加者は白色のペンキで落書きを塗りつぶしていった。文教大2年の山下友里さん(20)は「まちをきれいにした達成感があります」と笑顔で話していた。