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顔写真でMM21の風景表現 横浜

話題 | 神奈川新聞 | 2017年1月17日(火) 02:00

新港地区をテーマとしたモザイクアートと、作品を手掛けた学生たち=横浜ワールドポーターズ
新港地区をテーマとしたモザイクアートと、作品を手掛けた学生たち=横浜ワールドポーターズ

新港地区をテーマとしたモザイクアートと、作品を手掛けた学生たち=横浜ワールドポーターズ
新港地区をテーマとしたモザイクアートと、作品を手掛けた学生たち=横浜ワールドポーターズ

 横浜市立大学と、横浜ワールドポーターズを運営する横浜インポートマートが産学連携プロジェクトを展開している。2014年度に本格始動し、3年目。本年度は学生たちが撮影した来館者の顔写真1296枚を使い、同施設のあるみなとみらい21(MM21)新港地区の風景を表現したモザイクアートを制作。2月5日まで展示中だ。学生らは「新港地区を再び訪れるきっかけとなり、街のにぎわいにつながれば」と話す。

 プロジェクトは同施設の来館者増や新港地区全体の活性化を図ろうと、13年12月に発足。同大学国際総合科学部の中條祐介ゼミの学生が参加する。14年度には、同大学の教員地域貢献活動支援事業(協働型)の一つに採択された。学生たちが考案したキャラクター「世界のワーポくん」を活用したSNS(会員制交流サイト)での情報発信、クリスマスイベントなどを手掛けてきた。

 本年度は、3年間の集大成との位置づけ。来館者とのコラボによるモザイクアートも3回目を数え、学生たちが10~12月の5日間にわたり撮影を呼び掛けた。来館者にも楽しんでもらおうと、ハロウィーンやクリスマスの小物を用意。国際都市・横浜の特色を前面に出すため、外国人客にも積極的に声を掛け、写真は過去最多の枚数となった。

 高さ1・8メートル、幅3・2メートルの作品を前に、3年生の学生(20)は「感激の一言。みんなで頑張った成果が形となり、うれしい」。別の3年生(21)や4年生(21)も「達成感でいっぱい」「多くの人に見てもらいたい」などと笑顔で話していた。

 学生たちはこのほか、「1日を新港地区で過ごしたら」と題したパンフレットを作成。同施設や市内の大学などでの配布を計画している。

 
 

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