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「賢治のバラ」平塚へ 宮沢賢治生誕120周年

話題 | 神奈川新聞 | 2016年1月2日(土) 13:05

ドイツ語で「テプリッツ(チェコの都市名)のあいさつ」という意味の「グルス・アン・テプリッツ」(花巻温泉株式会社提供)
ドイツ語で「テプリッツ(チェコの都市名)のあいさつ」という意味の「グルス・アン・テプリッツ」(花巻温泉株式会社提供)

 宮沢賢治生誕120年の今年、賢治ゆかりのバラの苗木が平塚市に寄贈されることになった。平塚の友好都市で賢治が生まれ育った岩手県花巻市で、大切に守り増やしてきた赤いバラ。14日に両市長が県立花と緑のふれあいセンター「花菜ガーデン」(平塚市寺田縄)で植栽式を行う。

 ゆかりのバラは賢治が1929(昭和4)年、親しかった花巻共立病院(現・総合花巻病院)の当時の佐藤隆房院長宅の新築祝いに贈ったバラの一つ。「グルス・アン・テプリッツ」という品種で、花巻では今も佐藤宅や宮沢賢治記念館で香り高い花を咲かせている。

 寄贈は、昨年の友好都市提携30周年記念式典で、平塚がかつて日本一のバラ生産量を誇っていたと話題になったことがきっかけ。花菜ガーデンのほか、平塚市総合公園、旧横浜ゴム平塚製造所記念館の3カ所に計10本を植える予定で、14日は上田東一花巻市長と落合克宏平塚市長らが植栽する。 

 
 

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