都県境の多摩川に架かる「大師橋」(川崎市川崎区大師河原)のライトアップが31日から1月3日まで行われる。年末年始恒例の催しで、長さ550メートルの白い斜張橋が夜空にくっきりと映し出される。
同橋は、多摩川の最下流に架かり、東京都から川崎への入り口として、車だけではなく歩行者や自転車の通行も多い。ライトアップは、クリスマスと年末年始恒例で19回目。
橋の主塔部(高さ約50メートル)を照らす20基、ケーブル部を照らす28基の投光器が上下線にそれぞれ取り付けられており、期間中は午後5時から午前0時まで(大みそかのみ翌同6時まで)、上下線一斉に全96基を点灯する。
橋の上からは羽田空港や川崎駅周辺の高層ビルやマンションの夜景なども眺められ、市の担当者は「ぜひ多摩川の夜景にライトアップされた大師橋の造形美をご覧ください」と話している。