
年末恒例の「三崎まぐろ祭ビッグセール」が28日、三浦市三崎の三崎港周辺の各会場で始まった。マグロやカニ、カズノコ、エビなどの水産物から、三浦大根などの新鮮野菜まで、三崎を代表する産品が割安な値段で買えるとあって、正月準備の買い物客で朝からにぎわっている。30日まで。午前8時半~午後4時半。
朝市会場では、冷凍マグロがブロックやサクで販売され、店員の威勢のいい掛け声の中、家族連れが品定めしていた。横須賀から来た男性(78)は中トロや赤身を4万5千円分購入した。「自分と親戚の分。毎年買いに来ているよ」
地元の朝市参加店や水産関係業者でつくる実行委員会は、3日間で計5万人の来客を見込んでいる。