
「お茶碗1杯の白米は約250キロカロリーですが、お粥は水分量が多くなるので、同じお茶碗1杯分の量でも、約105キロカロリーになります。カロリーオフになるだけでなく、熱いお粥をゆっくり食べることにより、満腹中枢も刺激し、少量でも満腹感を得られるので、ダイエットに最適なんです」
そうお粥の魅力を語るのは、管理栄養士の高須希代さん。2016年に大活躍した旬の美女たちに共通していたのは、お粥が好きなこと!お粥は、主食のカロリーをカットできるのでスタイルキープに効くうえ、美肌や冷え性も改善する美人のモトだそう。
2016年、一大ブームを起こしたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で、新垣結衣演じる主人公の伯母「百合ちゃん」を演じた石田ゆり子(47)。ドラマ内では17歳も年下のオトコとの恋を成就させたが、「石田ゆり子のかわいさなら納得」「奇跡の47歳!!」などとSNSを騒がせた。そんな彼女がいくつになっても美貌とスタイルをキープできている秘訣が、にんにく粥だ。
SNSで「さむい夜にはにんにく粥。もともと平野レミさんのレシピ。それを自分なりにアレンジして、かれこれ20年間、わたしの定番」(インスタグラムより)とコメントを添えてレシピを発表。まねして作る人が続出した。
また、今や世界で活躍するローラ(26)は自身のブログで「わたしはね、今日で1週間のジュースクレンズの断食がおわりだからね、ことこと、お粥をつくったの」(2015年3月1日・公式ブログより)と、手作りの卵粥を披露した。
高須さんによると、熱いお粥は、早食いやドカ食い予防にもなり、体が温まり、冷え性も改善して新陳代謝が上がるため、肌の調子もよくなるという。
「硬い食材や油がこってりの料理は胃腸が消化吸収しようとフル稼働し、疲労します。お粥なら胃腸の動きもゆっくりで済むので、体全体の疲労回復にもなるんです」
年末年始の暴飲暴食で疲れている胃腸の回復を促し、お正月太りも解消できるなんて、まさに一石二鳥!ダイエットが目的なら、夕食のごはんをお粥に代えると効果的だと、高須さんは言う。
「ダイエット効果を期待するなら、玄米や押し麦などを混ぜたお粥にして、食物繊維をプラスするといいですよ。1カ月間続ければたいていはヤセますが、2週間でも効果を実感できるでしょう。ただし『お粥を食べているから大丈夫』と気がゆるみ、間食が増えがちなのには要注意。具のレパートリーを増やしたり、食物繊維の割合を増やすなどして飽きない工夫を」
正月太りが定着して“ただ太ってる人”になる前に、お粥で楽々ダイエットを!【女性自身】
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