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弥栄高1年生、夢へ一歩
世界7大陸最高峰制覇へ

話題 | 神奈川新聞 | 2015年12月14日(月) 02:00

キリマンジャロ山頂で、ガイドと一緒に日の丸を掲げる齋藤さん(本人提供)
キリマンジャロ山頂で、ガイドと一緒に日の丸を掲げる齋藤さん(本人提供)

 国内最年少記録となる21歳までに世界7大陸の最高峰制覇を目指す男子高校生がいる。県立弥栄高校1年生の齋藤佳憲さん(16)=海老名市。9月には、その第一歩としてアフリカ大陸の最高峰・キリマンジャロ(標高5895メートル)登頂を達成。将来は映像作家を志しており、キリマンジャロ登山中にドキュメンタリーも制作した。「体験したことを表現できる登山家になりたい」と意気込む。

 登山を始めようと思ったのは、中学1年生のとき。「世界で成功したい」という思いが人一倍強かったが、幼い頃から続けていた空手の国際大会で惨敗。「自分には才能がない」と、練習に身が入らなくなったとき、登山家野口健さんの著書「落ちこぼれてエベレスト」に出合った。

 もともとハイキングで山に親しみ、行動力に自信もあった。気付けば野口さんと同じ7大陸(アジア、欧州、北米、南米、アフリカ、豪州、南極)の最高峰制覇を目指すようになった。

 中学3年生だった昨年9月、キリマンジャロに初挑戦。登山専門旅行会社のツアー参加の日本人や現地のガイドら20人ほどで登ったが、悪天候のため、標高4700メートルの山小屋で泣く泣く下山した。

 高校生になり、再挑戦のため地元のコンビニや富山県・薬師岳の山荘で住み込みで働き、45万円を稼いだ。毎週、丹沢の険しいルートで訓練、富士山にも2回登った。「空手で中途半端だった自分を変えたかった。苦しい経験も、夢をかなえるためと思えた」

 高校では、美術専攻コースに通い、映像作品も手掛ける。「山への挑戦」をテーマにドキュメンタリー作品の構成も練った。

 そして今年9月、たどり着いた山頂。気温マイナス14度、乾燥で鼻血が止まらず、高山病で幻覚も見えた。「空以外何も見えない。ここがアフリカなのか、日本なのか分からない場所」。「撮らないといけない」という一心でカメラを回した。

 次に目指すのは、豪州大陸最高峰のコジオスコ(標高2228メートル)。「山に登って表現して、もっとすごい映像作品を作りたい」

 齋藤さんの作品は、インターネット動画サイト「ユーチューブ」で閲覧可能。

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