
前回に続いてタイを使った料理です。今回は、炊飯器で簡単にできるタイめしを紹介します。
(1)タイのうろこを取って頭を落とし、三枚におろします。
(2)切り身の真ん中にある小骨を抜くか、小骨の部分を切って取り除きます。
(3)【2】を洗い、ほんの少しの塩を振りかけます。
(4)お米を洗ってザルにあげ、30分ほど置きます。
(5)【4】の米を炊飯器の内釜に入れます。水の代わりに前回つくったタイのだし汁を入れます。水加減は少なめです。
(6)【5】に塩少々、酒、昆布茶を入れます。しょうゆもごはんに色が付かない程度入れます。さらに、ショウガのみじん切りを入れてかき混ぜ、味見をしてください。
(7)【3】の切り身をサッと洗ってペーパータオルで拭き、お米の上に置いて炊きあげます。
タイは焼いた方が香ばしくなりますが、焦げ目がたくさん付くと、ごはんと混ぜたときにきれいに見えません。どうしても焼きたい方は、フライパンに油を引かず、タイの身の両面をあぶって焦げ目を付けます。
タイめしを茶わんによそい、ショウガのみじん切りを載せると、よい香りがします。お正月も近いので、ぜひお試しください。

<レシピ=福本 育代>
<イラスト=福本 倖子>