欧州の冬の街並みを再現した鉄道ジオラマが、小田原市根府川のホテル「ヒルトン小田原リゾート&スパ」のフロントロビーに展示され、クリスマスムードを演出している。来年1月6日まで。
今回初めてとなるジオラマ「クリスマス・トレイン」は長さ約10メートル、幅約4メートル。アイルランド人デザイナーが、橋や駅、住宅、山などを精巧に表現し、Gゲージといわれる大型の鉄道模型が山あいのトンネルなどを走り抜ける。
建物の屋根や車両、駅ホームなどには、地元企業を中心に約80社のロゴなどが掲示されており、広告収益の一部は県立小田原養護学校に寄付される。
同ホテルの広報担当者は「夢と希望の象徴としてお客さまにクリスマス気分を楽しんでいただくとともに、地元に社会貢献できれば」と話している。
鉄道車両は(1)午前9時~正午(2)午後1~5時(3)同6~9時に運行する。