
全国のゆるキャラの人気を競うグランプリで、座間市のマスコットキャラクター「ざまりん」が善戦し、県勢では首位になった。市内のイベントにとどまりがちだった昨年までの殻を破り、露出度を増やした積極性が奏功したようだ。市は5日、応援したファンらを招き、感謝祭を開く。
順位は1727体中、昨年と同じ26位。今年はお笑い芸人とイベントで共演したり、着ぐるみを貸し出したりと、市外でも存在感を猛アピール。「お呼びがあれば、どこへでも顔を出す積極性」(市担当者)で、市外のファンを増やした。
ざまりんは市の花ヒマワリの妖精として、2011年11月に誕生。12年からグランプリに出場し、50位を振り出しに年々順位を上げていた。
感謝祭は、ハーモニーホール座間(同市緑ケ丘)で午後2時から。入場無料。市は、ざまりんがあしらわれたカレンダーやコースターのほか、来年用年賀状を来場者にプレゼントする。県立座間高校創作舞踊部、少女マーチングバンド、相模野一輪車クラブによる実演もある。