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大山に“秋の布まねき” 伊勢原、宿坊や土産店

話題 | 神奈川新聞 | 2015年11月28日(土) 12:06

豆腐店の軒先に掲げられたカラフルな「招布」=伊勢原市
豆腐店の軒先に掲げられたカラフルな「招布」=伊勢原市

 江戸時代、大山(伊勢原市)の登拝期間に宿坊が門前に掲げ、大山講のグループを歓迎した手拭い「招布(まねぎ)」。講名が染め上げられ、「布まねき」とも呼ばれた。今月、新たに制作されたカラフルな1500枚が宿坊や土産物店にお目見えした。配布した大山観光振興会(目黒仁会長)は「大山のおもてなしのシンボルにしたい」と話している。

 市商工観光振興課などによると、招布は「招き入れる」という意味で、当時は講ごとに制作した。宿坊が保管し、講の滞在中は門前に掲げた。今でも続けているところもある。

 かつての登拝期間は7月27日~8月17日だった関係から、本来は夏の期間限定だったが、大山観光振興会が意匠に目を付け、四季ごとの4パターンを制作することになった。県の「新たな観光の核づくり促進交付金」300万円を受けた。

 それぞれ縦45センチ、横36センチの大きさ。第1弾として秋パターンを制作、紅葉や鳥居、みこなどを染め上げた5色(5種類)を用意した。今月上旬に各店舗に配布。軒先に掲げたり、竹ざおにつるしたりして飾り付けた。

 豆腐店の女性は「軒先がカラフルに明るくなった」と高評価。宿坊の女将(おかみ)も「宿泊客が孫に招布の意味を教えるなど会話のきっかけになっている。別の宿泊客から、どこで買えるのか、と聞かれた」と話す。

 同振興会は「今後はデザインを大学生らから公募し、冬、春、夏も制作。伊勢原の街中にも広げ、江戸のにぎわいだけでなく、情緒も取り戻したい」と意気込んでいる。

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