ニュースと蜂蜜お届け 新聞販売店屋上で養蜂/関内
話題 | 神奈川新聞 | 2015年11月26日(木) 03:00

関内の新聞販売店が、ビルの屋上で養蜂に取り組んでいる。オフィス街だが、近隣には四季折々の花で彩られる公園や観光地も多いため、採蜜量も順調に増えた。26日には年内最後の自家製蜂蜜の販売を行う。
養蜂を始めたのは「ASA関内」(横浜市中区山下町)所長の出本啓司さん(45)。新聞販売店のある5階建てビルの屋上を有効活用しようと、昨年3月から試験的に屋上に巣箱を置き、セイヨウミツバチによる養蜂を始めた。
近隣には横浜公園や山下公園、象の鼻パークがある上、花壇のある道路も多いことから、採蜜が順調に進み、今春から段階的に巣箱を増やして自家製蜂蜜の販売も始めた。
現在は巣箱5箱で月約30キロの蜜が採れるようになり、月1回計30瓶ほどを販売しているが、ほぼ即日完売の人気ぶりだ。「ミツバチが近隣の観光地に咲く花を回って採ってきた蜂蜜は、月ごとに色も味も異なるのが面白い」と出本さんは話している。
430グラム入り2950円、920グラム入り5950円。問い合わせは同店電話045(663)3690。