三浦市のご当地グルメ、「三崎まぐろラーメン」風にアレンジした給食が17日、同市の市立小中学校5校で提供された。市内のまちおこし団体「三崎まぐろラーメンズ」が協力して昨年に完成させた地産地消メニューが登場した。
まぐろラーメンは通常、スープとトッピングにマグロを使う。給食メニューではメカジキを代用した。角切りのメカジキが入ったあんとソフト麺を絡めて食べる。
上宮田小学校(南下浦町上宮田)には、ラーメンズのメンバー5人が訪れて児童と一緒にあんかけメニューを味わった。「うますぎる」「おいしい」という感想がほとんどで、メンバーも満足そうだった。
ラーメンズの大用充剛さん(41)は「子どもたちが大きくなったときに、古里の味として給食で味わったことを思い出してもらえれば」と話していた。
市内の残る小中学校6校は、今月10日の給食で提供された。