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「一日も早く安全を」 事故多発、中井町の新設バイパス

話題 | 神奈川新聞 | 2015年11月18日(水) 03:00

2日から1週間で5件の事故が発生した交差点=中井町比奈窪(画像の一部を加工しています)
2日から1週間で5件の事故が発生した交差点=中井町比奈窪(画像の一部を加工しています)

 中井町を通る県道77号比奈窪バイパスで、10月の開通以来5件の事故が発生している。松田署は一時停止標識の設置を県警本部に上申したが、実現は未定。地元住民からは「一日も早く安全性を確保してほしい」との声が高まっている。

 新たに開通したバイパスは、県道709号の中井町役場入口交差点を起点に東名高速道路秦野中井インターチェンジ(IC)方面に延びる。事故が多発している交差点は中村川に架かる比奈窪橋を越えてすぐにあり、旧道(現・町道万年橋線)と交わる。

 同交差点では、10月27日の開通から5日間は県西土木事務所が開通告知のため用意した警備員が24時間体制で注意喚起に当たった。だが警備員を外した今月2日から1週間で、3件の人身事故を含む5件の事故が発生。いずれも軽傷ですんでいるが、地元住民の不安は募る。

 同署は「バイパス側が優先なのは明白。見通しの悪い交差点に横断歩道がある以上、(旧道側に)一時停止をして安全確認をする義務がある」と断言するが、現在は旧道側に一時停止の標識はなく、道交法上の義務はない。事故の急増に同署は県警本部に一時停止の標識設置を上申。町や同土木事務所も停止や減速を促す注意看板を2日から順次設置した。

 町内の男性(46)は「携帯アプリのナビでも、新しい道路はまだ反映されていない。付近に来る人にも『注意してね』と伝えている」と話す。同署も町外在住者が多く事故に関わっていることから、交差点新設の認知度の低さを原因の一つとみるが、地元の事情もあるようだ。

 バイパスは1991年の事業着工以来、町民にとって24年越しの「悲願」ではあったが、旧道もそれまでの主要路線。万年橋から秦野中井IC方面へは最短距離で行けることもあり、今でも大半の車が通行する。「バイパスを通るように誘導はしているが、想定以上に車の流れが変わらなかった」と町まち整備課は明かす。

 「安全が懸念されていた交差点。信号機か一時停止の速やかな設置を」と地元の女性(47)は訴える。


事故が多発する交差点
事故が多発する交差点

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