

来年に町制60周年を迎える箱根町は、町のPRを行う初代「はこね親善大使」を歌手で画家としても活動する八代亜紀さんに委嘱、13日に町役場で八代さんに山口昇士町長から委嘱状が手渡された。
八代さんは20年以上前から同町強羅地区にアトリエを構え、箱根を創作活動の拠点としており、「箱根は第二のふるさとでプロ(の画家)としての出発点。魅力をコンサートなどで紹介していきたい」と意気込みを語った。
また箱根山・大涌谷周辺の火山活動活発化が町に影響を及ぼしている状況についても触れ、「八代亜紀にとって歌は命で、それを支える精神が絵。(箱根は)なくてはならない存在」と語り「(町民も)心配だと思う。でも信じましょう。大好きな箱根を、自分たちの町を」とエールを送った。
19日には小田原市民会館(小田原市本町)で八代さんのコンサートが開かれ、収益の一部が同町に寄付される。


