存分に凧(たこ)揚げを楽しもう-。横浜市港北区の新横浜公園で9日、凧揚げのイベントが開かれた。参加者は自作の凧を揚げたり、羽子板などの正月遊びを堪能した。
日産スタジアムの主催。正月の風物詩である凧揚げを思いっきり楽しんでもらおうと開かれ、今年で10回目。
凧作りに参加した255組の親子連れは運営ボランティアの指導を受けながら、縦37センチ、横54センチのビニールのごみ袋を使い、八角形の凧を制作。ストローを凧に通し、道糸を左右の端に結び付け、お気に入りのアニメの主人公などの絵柄を書き入れて仕上げた。
青い凧を作った横浜市旭区在住の親子は「途中から風も一定に吹き、うまく揚がった。冬休みのいい思い出になった」と笑顔だった。
時折、小雨が降る天候で、予定されていた大凧揚げは中止。それでも、羽子板やこま、けん玉などの遊具が無料で貸し出され、子どもたちの歓声が上がっていた。