「どうぶつえんの文化祭」が7日、横浜市金沢区の市立金沢動物園で始まり、体験教室やステージイベントなどが繰り広げられた。8日まで。
2008年に始まった秋の催事を、各種体験を通じて自然環境や野生動物の保護について学ぶ内容に模様替えした。
頬にゾウやクマなど動物の絵を描くフェースペイントや、カワセミなど野鳥の頭を模した帽子作りに子どもが参加した。一家で来園した女児(4)は、コアラが食べるユーカリの葉をスタンプ代わりにした絵皿作りに取り組み、「最初は手に絵の具が付いたけれど、楽しくできた」と笑顔を見せた。同園の担当者は「このイベントが、親子で環境保護の大切さについて語り合うきっかけになれば」と話していた。
8日は東北復興支援の募金者に、その場で焼いたサンマを配布する企画も行われる(先着500人)。
午前9時半~午後4時半(入園は4時まで)。入園料は大人500円、高校生300円、小中学生200円、小学生未満は無料。問い合わせは同園電話045(783)9100。