2年に1回開催される「日本海洋少年団全国大会」で、3大会連続の優勝を果たした横浜海洋少年団のメンバーや指導者ら23人が4日、横浜市役所を訪れ、林文子市長に優勝報告をした。団員らは「みんなで勝ち取った優勝」と誇った。
林市長が「連続優勝は並の努力ではない」と快挙をたたえると、麻布大学付属高校2年の岩岡航輝さん(16)は「炎天下の中、大会に向けて毎日練習した」と苦労を話した。
横浜海洋少年団は1951年設立。小学2年生から高校2年生の男女63人が月3回、訓練や国際交流を通じて団結心を学んでいる。
今年7月末からの第52回全国大会には、海外4カ国を含む51団体・692人が参加。旗信号で伝言する「手旗競技」や結びの速さや正確性を競う「ロープ競技」、ボート操縦の「カッター競技」などの種目に挑み、横浜が総合優勝した。