地域の絆を深める「つるみ夢ひろばin總持寺」が3日、横浜市鶴見区の同寺で開かれ、多くの来場者が秋の一日を楽しんだ。
同実行委員会主催で「横浜・鶴見の文化に親しみ、東日本大震災被災地との絆を深める」をテーマに今年で4回目。大祖堂前のステージではブラスバンド演奏やダンスショー、總持寺僧侶による「声明(しょうみょう)」などが披露された。参道には模擬店が並び、被災地支援のための物品販売や地元鶴見のグルメが楽しめる門前バザールも開かれた。
乙川暎元總持寺監院による東日本大震災被災者慰霊・復興祈願の法要で開会。乙川監院が「災害時、広域避難場所となるお寺を日頃から知っていただきたい。今日一日楽しんでほしい」とあいさつ。実行委員長の伊藤克子鶴見大学学長も「總持寺の持つ魅力を味わってください」と呼び掛けていた。