横浜市内の中小企業とクリエーターの協働の場を広げる催し「ヨコハマ・クリエイティブ・ウイーク」が4日から、横浜市中区のYCCヨコハマ創造都市センターで開かれる。市の3年間のモデル事業として2013年度に始まった「ビジネス・クリエイティブ・ヨコハマ」の一環で、8日まで。
ことし初めて開かれる企画。期間中、同センターに展示スペース「ヨコハマの家」を設置。クリエーターのアイデアをもとに、強度のあるプラスチックやガラス素材などを使用した家具や照明など、地元4企業の試作品を展示する。4日に横浜での協働事例を知る交流会が開かれるほか、アイデア発想法などを学ぶワークショップ(5日)、他都市の成功事例に学ぶセミナー(6日)も開かれる。
市担当者は「市内には高い技術力を持つ企業が多数ある上、発想力豊かなクリエーターも集積してきた。互いのニーズを把握し、新たなビジネスの入り口になれば」と話している。
交流会やワークショップ、セミナーは参加無料。事前申し込みは特設ウェブサイト(http://ycw.cinra.net/)から。