
7年目を迎える「矢倉沢ざる菊まつり」が、南足柄市矢倉沢で8日まで行われている。矢倉岳の山裾にある休耕地や民家の庭先などに約4千株が植えられ、赤や黄、白などの花が秋の里山を彩っている。既に七、八分咲きで、今月中旬まで楽しめそう。
今年は連作障害や9月の強風で折れるものもあり、ようやく間に合ったという。実行委員長の植田勇次さん(71)は「地域が一体となって準備してきた。その成果を見に来てほしい」と話している。
市内では同時期に大雄町などでもざる菊が披露され、“競演”も楽しみの一つだ。
矢倉沢地区は、伊豆箱根鉄道大雄山駅から「地蔵堂」行きバスで「矢倉沢」下車。問い合わせは、市観光協会電話0465(74)2111。