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道志村の恵み横浜に 110人が秋の味覚堪能

話題 | 神奈川新聞 | 2015年10月27日(火) 08:15

道志村との交流を深めようと呼び掛ける太田社長(中央右)
道志村との交流を深めようと呼び掛ける太田社長(中央右)

 横浜の水源となっている山梨県道志村の恵みを楽しむイベント「道志村秋の清流の集い」が23日夜、地ビール製造会社横浜ビールの直営レストラン「驛(うまや)の食卓」(横浜市中区)で開かれた。両自治体の住民約110人が交流を深め、同村で収穫された山の幸や川の幸を堪能した。

 イベントでは、横浜市内の飲食店有志が同村産食材を使った料理を提供。居酒屋「まるう商店」はイワナの塩焼き、ラーメン「鶴一家」はジビエ肉を使ったラーメンを出品し、新鮮な味覚を求めて長い列ができていた。

 居酒屋「海彦」は道志産と横浜産野菜を使ったサラダ、小料理「えにし」は野菜の天ぷらを紹介。日本茶専門店「川本屋」は同村産の茶を使った緑茶割りを提供した。

 企画した横浜ビールの太田久士社長は「水は私たちの仕事や生活すべての源であり、水源の村である道志村を自分の目で見てきて、何か自分にできることはないかと思うようになった。こうした機会を通じて(横浜市民に)水源地を知ってほしい」とあいさつした。

 同村から駆け付けた大田昌博前村長は「(鎌倉市出身の解剖学者)養老孟司さんと一緒に道志村で森作り『養老の森』に取り組んでいる。海のことを考えない森作りはないと思っている」と述べ、横浜の水源地を守る最近の取り組みを紹介した。

 同村の活性化に協力する若者たち「道志村地域おこし協力隊」も参加。メンバーの一人で川崎市出身の香西恵さんが編集する冊子「道志手帖(てちょう)」などを配布し、村の魅力をアピールしていた。


 
 

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