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復興願い炭火焼き 大雄山でさんま大祭

話題 | 神奈川新聞 | 2015年10月25日(日) 03:00

大雄山最乗寺の境内でサンマを炭火焼きする南足柄市商工会の関係者
大雄山最乗寺の境内でサンマを炭火焼きする南足柄市商工会の関係者

 南足柄市大雄町の大雄山最乗寺で24日、「さんま大祭」が開かれた。地元の商工関係者らが、東日本大震災からの復興を願い、境内で宮城県気仙沼産の300匹を炭火焼き。参拝客らが秋の味覚を楽しんだ。

 市商工関係者が5年前から催しを開き、義援金を集めて被災者に送っている。曹洞宗の修行寺とあって、基本的に肉や魚は食べない。ただ、「南足柄市が被災地から漁網を受け入れたこともあり、寺も復興の役に立ちたい」(山田富三紀綱)と境内使用を特別に許可。南足柄のシンボルともいえる同寺で初の開催が実現した。

 大祭では冒頭、山田紀綱らが復興成就と犠牲者の冥福を祈った後、サンマの供養を行った。その後、義援金に応じた参拝客に焼きたてのサンマを振る舞った。女性(75)は「お寺の素晴らしい雰囲気の中で、食べるのは格別。とてもおいしかった」と話していた。

 
 

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