
県動物保護センター(平塚市)で昨年度に収容した犬と猫の殺処分がゼロ(犬は2年連続)となったのを機に、県が動物愛護の啓発に力を入れている。8日には県庁でPR動画を撮影した。
動画は「大事MANブラザーズバンド」の立川俊之さんが制作したキャンペーンソングに合わせて知事やボランティアが踊る内容。
タレントで県の動物愛護推進応援団員も務めるデヴィ・スカルノさんと黒岩祐治知事の対談も実施した。知事は老朽化したセンターを「生かすための施設」として建て替え「動物愛護の殿堂」とする方針を説明。デヴィさんは「神奈川県から日本中に広まるといい。日本は動物愛護については遅れているので、2020年の東京五輪までに殺処分ゼロの国にしたい」と話した。