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全校8人活動に光 青根中がボランティア賞

話題 | 神奈川新聞 | 2015年9月29日(火) 03:00

青根苑で車いすの掃除をする生徒ら(青根中学校提供)
青根苑で車いすの掃除をする生徒ら(青根中学校提供)

 地域の特別養護老人ホームでボランティア活動を続けている相模原市立青根中学校(同市緑区)に、ソロプチミスト日本財団の学生ボランティア賞が贈られることが決まった。同校は少子高齢化が深刻で「準限界集落」とされる青根地区にあり、全校生徒はわずか8人。緑豊かな山里で続けられたお年寄りと生徒の顔の見える交流が一つの形になった。

 同校では、1998年から福祉施設に車いすを贈るための資金作りにアルミ缶の回収を開始。2011年に特別養護老人ホーム「青根苑」が同校近くに開設されてからは、同ホームにこれまで計4台の車いすを贈った。

 車いすの寄贈だけでなく、生徒が施設に行き、車いすの掃除や食事の配膳の手伝いも実施。施設の夏祭りでゲームコーナーを開設したり、青根地区の運動会に入所者を招いたりするなど、交流を続けている。

 今回の受賞は、新聞記事などでボランティア活動を知った同財団が、「学生ボランティア賞になるのではないか」と学校に連絡。学校側から応募し、受賞が決まった。

 同校のボランティア活動を担当している渡辺典子養護教諭によると、祭りでは初め人見知りで小声だった生徒も最後には積極的にお年寄りに話し掛けたり、車いすの修理後に感謝の言葉を受けてやりがいを感じたりと、生徒たちにも成長が見られるという。

 同校保健福祉委員長で3年の井上太智君も応募申請書で「活動を通して、自分が人の役に立っていることや、感謝される喜びが体験できて、とても充実感があって楽しい」とつづっている。渡辺養護教諭は「高齢化社会で、これからも優しい思いやりを持ってほしい」と話している。

 同賞は、11月に高松市で贈呈式が行われる。

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