横須賀市長井の農産物直売所「すかなごっそ」での購買者が200万人を突破した。100万人到達がオープンから2年4カ月かかったのに対し、200万人超えはそれから1年11カ月で果たしており、人気が加速している。
すかなごっそはJAよこすか葉山の運営で2011年6月に開業。今月18日に200万人を突破した。
夏場はスイカ、メロンやカボチャ、冬はキャベツやダイコンなどが主力。地域性を反映し、1日でスイカが500~600個も売れる日がある。葉山牛をはじめとする肉類も人気。昨春には三浦半島で水揚げされた魚介類などを直売する「さかな館」がオープンした。生産者が作った菓子や花も売り方を工夫したところ、伸びているという。
22日に買い物に来ていた寒川町の60代の夫妻は5、6回目となるリピーター。「直売所はいろいろあるが、ここは規模が大きくていい。ソフトクリームとみかんジュースがおいしいので、毎回買っている」などと話した。
塚原仁店長は「200万人を達成したとき、『この店に来るとわくわくする。接客も丁寧』と言われた。これからも、お客さんに楽しんでいただけるお店づくりをしていきたい」と話していた。