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吉田茂ら祭る七賢堂を案内 大磯で特別開扉

話題 | 神奈川新聞 | 2015年9月23日(水) 03:00

特別開扉されている七賢堂を見学する観光客ら=県立大磯城山公園
特別開扉されている七賢堂を見学する観光客ら=県立大磯城山公園

 吉田茂ら7人の政治家が祭られている県立大磯城山公園・旧吉田茂邸地区(大磯町国府本郷、西小磯)の七賢堂が23日まで特別開扉されている。観光客らはボランティアガイドの説明を聞きながら、歴史上の政治家が活躍した時代に思いをはせていた。

 堂は伊藤博文が自身の邸宅「滄浪閣」(同町西小磯)に明治の元勲4人を祭って建てたもの。1960年に吉田邸内に移設された。伊藤が堂の中で政治の難問について考えることがあったという逸話も残る。訪れた観光客らはガイドの説明に耳を傾けながら「国を背負って仕事をしていた人たちなんですね」などと感想を話し、スマートフォンで写真を撮影していた。

 特別開扉は同地区オープン1周年を記念して昨年催したのに続き2回目。午前10時から午後4時までで、地元の大磯ガイドボランティア協会メンバーによる無料の説明がある。入園無料。問い合わせは、同公園電話0463(61)0355。

 
 

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