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「予定通り、工事は順調」 渡り初めは桜の頃 鶴岡八幡宮段葛

話題 | 神奈川新聞 | 2015年9月9日(水) 03:00

段葛の整備や県立近代美術館鎌倉館について説明する吉田宮司=鶴岡八幡宮
段葛の整備や県立近代美術館鎌倉館について説明する吉田宮司=鶴岡八幡宮

 鶴岡八幡宮(鎌倉市雪ノ下2丁目)が再整備を進めている国史跡の参道「段葛(だんかずら)」の渡り初めが、来春の桜が咲く時期に行われることが8日、明らかになった。工事は順調に進んでおり、当初の予定通り3月に竣工(しゅんこう)する予定。吉田茂穂宮司が同宮で開いた会見で語った。

 「楽しみにしている。今度は花にしっかり手を加えてあげたい」

 段葛の完成を心待ちにする心境について、吉田宮司は「『段葛に来てみたらクローズしている』とお叱りもいただく」と、参拝者らの期待感を受け止めながら語った。

 段葛は、同宮から由比ケ浜へ延びる若宮大路の、二の鳥居から三の鳥居の中央を通る約500メートルの参道。両脇に植えられた桜の老木約280本を植え替え、ひび割れが目立つ石積みを補強するため昨年11月、整備工事に着手した。

 今後は11、12月にソメイヨシノ約180本を植え付ける予定。本数を減らすことで桜の生育に適切な間隔を保つ。同期間中は、段葛中央付近の車道も通行できなくなる。

 渡り初めは、3月最終週に行う予定。段葛を横切れる開口部は、工事前の計36カ所から14カ所に減るという。

 この日の会見で吉田宮司は、県との借地契約終了に伴い来年3月に閉館する県立近代美術館鎌倉館についても言及した。引き続き県との協議を進めているとした上で「もし仮に保存・利活用が可能となれば、文化的施設や、鎌倉を訪れる人のための情報が集まるビジターセンターのようなものにできれば」との私見を披露した。

 同館は、1951年に日本初の公立近代美術館として開館。同宮への返還時は更地にする契約になっているが、市民らから保存を求める声が上がっている。県教育委員会は今年1月、境内の地下遺構を損なわずに耐震補強工事をすることは可能とする調査結果を公表している。


再整備工事のため仮囲いがされた段葛。来年3月に竣工予定=鎌倉市小町
再整備工事のため仮囲いがされた段葛。来年3月に竣工予定=鎌倉市小町

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