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箱根駅伝見守り20年 横浜、鶴見中継所のランナー像

話題 | 神奈川新聞 | 2016年12月31日(土) 02:00

箱根駅伝を20年近く見守ってきたランナー像「明日へ走る」=横浜市鶴見区
箱根駅伝を20年近く見守ってきたランナー像「明日へ走る」=横浜市鶴見区

 往路は各校のエースが投入される“花の2区”の、復路は繰り上げスタートなどのドラマが展開される10区のそれぞれスタート地点として注目を集める箱根駅伝の鶴見中継所(横浜市鶴見区)。そのそばにひっそりとたたずみ、20年近くレースを見守ってきたランナー像がある。たすきをつなぐ姿を表した「明日へ走る」。建立に関わった同区自治連合会の副会長(82)は「県内でコースに面した唯一のランナー像。これからも箱根駅伝のドラマを見守ってほしい」と話している。

 同区や副会長などによると、ランナー像は区制70周年を記念して1997年に建てられた。県内には当時、箱根以外に同駅伝のランナー像はなかったといい、同年に神奈川大学が初優勝を飾ったことも追い風となり、「思い出になるものを」と同区商店街連合会が500万円以上を寄付して実現した。

 当時、70周年記念事業の実行委員を務めた副会長は「箱根以外で初のランナー像は絶対に鶴見で作りたかった」と振り返る。

 自身も高校時代に箱根駅伝出場を夢見た長距離ランナー。3年間、毎日20キロ以上走り込むなど陸上に打ち込んだが、膝を痛め断念。「駅伝は陸上の華。箱根を走ってみたかった」

 だからこそ、復路で沿道の声援を背にふらふらと気力だけで走り続ける選手を見ると、こみ上げるものがあった。「苦しいだろう。でも、頑張れ」。思いは、像建立に向けられた。

 2016年の2区で山梨学院大学のドミニク・ニャイロ選手が7人を“ごぼう抜き”するなど、鶴見中継所では毎年のようにドラマが生まれる。鶴見署によると、同中継所周辺の観客数は年々増加し、16年は約3万6千人が詰め掛けた。

 「たすきを渡すランナー像の姿は『何が何でも次の人にたすきをつなぐ』という思いを表し、チームプレーの大切さを訴えていると思う」と副会長。「もっと多くの人にランナー像について知ってもらえれば」と話している。

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