
大きくて身も厚いアカシタビラメ。まずは、ムニエルを作りましょう。
(1)両面のうろこを落として頭を取り、大きさに応じて何等分かに切ります。
(2)【1】を水で洗い、ペーパータオルで水気を拭き取り、塩、こしょう、かたくり粉をまぶします。余分なかたくり粉は、はたき落としましょう。
(3)フライパンにオイルかバターを引き、【2】をこんがりと焼き上げましょう。香ばしくておいしい、ムニエルの出来上がりです。

ムニエルが残った場合には、趣の異なる一品、トマト詰めを作ります。
(1)ムニエルの状態からきれいに骨を取り、身をほぐします。
(2)チーズを小さく切り、少しの牛乳と【1】を混ぜ合わせます。牛乳は、混ぜ合わせたときに水っぽくならない程度の量で、ほんの少しです。
(3)少し大きめのプチトマト(一口大)を50度ぐらいのお湯に少し漬け、取り出したら皮をむきます。
(4)【3】のへたを切ります。ふたの代わりにしますので取っておいてください。
(5)トマトの真ん中、種などがある部分を、ティースプーンですくい取ります。
(6)【5】の中に【2】を平らになるように入れ、バルサミコやポン酢などを付け、お召し上がりください。冷やして食べても大変おいしく、私の孫も「かわいい」と言って、喜んで食べます。残った魚で全く違った食べ方ができ、幸せです。


<レシピ =福本 育代>
<イラスト=福本 倖子>