
ずらり、輝く秋の実り-。川崎市の特産「多摩川梨」とブドウの品評会が18日、宮前区宮崎のJAセレサ川崎本店で行われた。
生産者の技術の向上と市民へのPRを目的に、市とセレサ川崎農業協同組合が毎年前期と後期に分けて開いている。この日は前期で「幸水」などのナシ88点、「藤稔」や「巨峰」などのブドウ13点が出品された。大きさや形、色つやの良さが審査され、優良品には賞が贈られた。
JAセレサ川崎の担当者は「ことしは例年通りの時期に梅雨明けし、日照時間も十分にあったので生育がいい。多摩川梨の生産者は技術が高いので、毎年品質のいいものが出てくる」と太鼓判を押していた。
品評会の後、市民に向けた即売も行われた。後期は28日、市農業技術センター(多摩区菅仙谷)で。