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大涌谷の現状知って 観測機器など紹介 箱根でミニ講座

話題 | 神奈川新聞 | 2015年8月11日(火) 03:00

箱根の山の成り立ちについて実験を交えて説明する山口学芸員(左端)=箱根町郷土資料館
箱根の山の成り立ちについて実験を交えて説明する山口学芸員(左端)=箱根町郷土資料館

 箱根火山の成り立ちや現状について分かりやすく解説するイベント「箱根火山を知ろう」が10日、箱根町湯本の町立郷土資料館で行われた。噴火警戒レベル引き上げに伴い、大涌谷から箱根ビジターセンター(同町元箱根)に仮移転している「箱根ジオミュージアム」の出張講座で、町観光課の山口珠美学芸員が大涌谷火口周辺の空撮画像や観測機器などを紹介した。

 イベントでは、訪れた人たちを対象に少人数向けミニ講座を実施。警戒レベルが相次いで引き上げられた5~7月ごろに空撮した映像を流しながら「周囲が丘のように盛り上がっているのが火口、噴煙が出ているだけの部分は噴気孔」などと説明した。また、傾斜計や空震計といった火山活動観測機器の役割やデータの意味についても易しい言葉で解説した。

 ミニ講座は16、23、30日にも同センターで受講できる。山口学芸員は「夏休みの自由研究にもなるので、子どもと一緒に火山について学び、大涌谷の現状について知ってもらえれば」と参加を呼び掛けている。

 同センターでの講座は午前11時、午後2時の2回開催で参加無料。問い合わせは、町観光課電話0460(85)7410。

 
 

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