足柄地域の夏を彩る大井町よさこいひょうたん祭と足柄金太郎まつり前夜祭が1日開かれ、浴衣姿の家族連れなど大勢の人々で終日にぎわった。
ひょうたん祭は大井町金子の町役場周辺で開催。実行委員会の主催で29回目を迎えた。
昼の部のジュニア&キッズダンスフェスティバルでは総合体育館駐車場に設けられた特設ステージで、炎天下、小中高生ら23チーム約400人が日頃の練習の成果をアピールした。
夜の部のよさこいひょうたん踊りコンテストでは町内外の29チーム約千人が町役場前の道路約230メートルにわたって、よさこい踊りを披露し、観客から盛んな拍手を浴びていた。観光大使のひょうたん娘も登場し、花を添えた。
また、足柄金太郎まつりの前夜祭(本祭り2日)は南足柄市関本の伊豆箱根鉄道大雄山駅前周辺で開かれた。実行委員会の主催で39回。
前夜祭は、私立相洋高校生徒の勇壮な和太鼓演奏で開幕。本場青森県の弘前ねぷたにならった関東地域最大級の金太郎扇ねぶたに加え、山姥(やまんば)と金太郎を描いたねぶた神輿(みこし)が今年初登場した。ねぶたに灯がともると、勇ましい金太郎などが宵闇に浮かび上がり、同駅前構内を練り歩いた。
ねぶた3基とねぶた神輿がそろう本祭りは2日、同市中沼の富士フイルム辻下グラウンドで開かれる。