県は21日、女性が開発に貢献した商品(製品・サービス)を「神奈川なでしこブランド」として認定する事業の募集を始めた。企業が女性を積極的に登用・採用するよう後押しする狙いで、2013年度からスタートし3回目。
これまでに計60件を認定している。認定企業からは「社員のモチベーション向上につながった」、「採用の際、女性からの応募が増えた」といった声が寄せられているという。
応募対象は、県内の市場に提供されていることなどが条件。書類審査と有識者らの審査を経て、黒岩祐治知事が認定商品を決定する。一般女性から商品のアイデアを募る「なでしこの芽」「なでしこの種」も併せて募集する。
県は「企業に女性の活躍の効果を理解していただき、女性の活躍促進を盛り上げていきたい」と呼び掛けている。
9月30日締め切りで、来年1月に結果を発表する予定。問い合わせは、県労政福祉課電話045(210)5744。