
米テネシー州スマーナ市の中学生と高校生20人が、姉妹都市である座間市を2週間の日程で訪れている。16日は同市緑ケ丘のハーモニーホール座間で、茶道や書道など日本の伝統文化を体験し、市民と交流を深めた。
茶道体験では市茶道連盟の会員から指導を受けながら、抹茶を味わった。高校1年生のデイビス・シーさん(15)は「熱かったけれど、おいしかった」と笑顔。同連盟の小瀧宗香会長(53)は「茶道を通じて、日本文化の精神に触れてほしい」と話していた。
一行は13日に来日。26日まで市内でホームステイしながら、学校での授業や、都内観光などを楽しむ。
両市は日産自動車の工場がある縁で1991年11月に姉妹都市となった。