19日に大津市で開かれる全国高校小倉百人一首かるた選手権大会(団体戦)に出場する県立西湘高校かるた部のメンバーが14日、小田原市役所を訪れ、加藤憲一市長に大会での活躍を誓った。
同校は6月に開催された県大会(団体戦)で優勝し、2年連続7回目の全国大会出場を決めた。この日は26人の部員のうち、大会に出場する登録メンバー8人が訪問した。
3年生の吉田佳織部長(17)は「昨年は2回戦で敗退してしまったので、今年はベスト4を目指して頑張りたい」と抱負を述べた。加藤市長は「小田原市民にとって誇らしい。練習の成果を発揮して悔いのない体験をしてほしい」と激励した。
競技かるたは取り札を自陣・敵陣に並べ、敵陣の札を取ると自陣の札を敵陣に送るやり方で自陣の札を取り切ると勝ち。団体戦は1チーム5人で行われ、全国大会には各都道府県の代表校約50校が出場する予定。同校は、敵陣の札を積極的に取りに行く競技スタイル「攻めがるた」が特徴という。