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コーヒー焙煎日本一 平塚 「いつか珈琲屋」近藤さん

話題 | 神奈川新聞 | 2016年12月26日(月) 11:27

全国大会でコーヒー豆の焙煎に取り掛かる近藤さん(いつか珈琲屋提供)
全国大会でコーヒー豆の焙煎に取り掛かる近藤さん(いつか珈琲屋提供)

 日本一の焙煎(ばいせん)の味わい、お試しあれ-。コーヒー豆の焙煎技術を競う全国大会で、平塚市河内の「いつか珈琲屋」の焙煎士・近藤啓(ひらく)さん(29)が頂点に立った。コーヒー好きが高じて「至極の一杯」への研究を重ね、たどり着いた栄冠。来年は日本代表として世界大会にも出場する。「もちろん優勝を狙います」。最高の香りと味を求め、コーヒー豆に向き合い続ける。

 「いいロースターが育ちました」。同店の店主・加藤日出夫さん(65)が胸を張る。日本一の焙煎士を決める「ジャパンコーヒーロースティングチャンピオンシップ」。近藤さんは初出場にして、昨年8位だった「師匠」を上回る偉業を達成した。

 中学生のころにコーヒーを飲み始め、豆の種類やひき方、焙煎などコーヒーの奥深さに魅了された。焙煎で知られる同店の評判を聞き、勤務を直訴したのは2011年。焙煎技術の“引き出し”を増やそうと、店主の知人を頼るなどして研究を重ねた。

 店主が出場した昨年の大会では、技術や手順を披露し合う出場者の姿を目の当たりにし、「ロースターとして成長するには必要な大会」と確信。大会で使われる豆の傾向や焙煎回数、機具の熱の伝わり方などを調べて本番に備えた。

 ▽豆の重さ▽焙煎時間▽仕上がりの重さ▽仕上がる風味-などを作業前に自己申告し、工程や再現性の正確さを競う大会。全国40人の中から、決勝進出の6人に残った。「シトラス系からブラックベリー系へ香りが変わり、入れたて時の強い酸味が次第に和らぎ、バランスの取れたコーヒー」を目指し、ブルンジ、ブラジルなど4種の豆の特徴と味を巧みに引き出して最高評価を得た。

 「これまでの試行錯誤が苦しいと思ったことはなく、楽しんでやっていた。焙煎で豆の潜在力を引き出し、追究した味を多くの方に味わってほしい」と近藤さん。日本一になった今も「コーヒー好き」の原点は変わらない。

 同店では、全国大会決勝と同規格で近藤さんが焙煎した豆(100グラム800円)を販売している。問い合わせは、同店電話0463(37)3477。


コーヒー焙煎技術の全国大会で頂点に立った「いつか珈琲屋」の近藤さん(左)と店主の加藤さん
コーヒー焙煎技術の全国大会で頂点に立った「いつか珈琲屋」の近藤さん(左)と店主の加藤さん

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