クリスマスを迎える街をきれいにしようと、NPO法人「グリーンバード川崎駅チーム」は24日、参加者全員がサンタクロースの赤い帽子をかぶり、JR川崎駅前でごみ拾いのボランティアを行った。5歳の女の子から71歳の女性まで約40人が参加した。
同法人は「ゴミ拾いでまちをカッコ良くする」を目的に誕生したNPO法人グリーンバードの一つで、2014年3月に発足。定期清掃のほか、カワサキハロウィンなどのイベント後などに清掃を行い、1年で30回以上活動してきた。
この日も市内外からの参加者が緑のユニホームを着て、歩道の隅や植栽の中に落ちている空き缶や吸い殻、ビニール傘を拾い集めた。横浜市鶴見区から7歳の妹と訪れた姉(10)は「お母さんと3人で参加してから、妹と2人でも来るようになった。街がきれいになっていくのが楽しい」と話していた。川崎駅チームリーダー(37)は「川崎市内でも今年6チームできた。無理をせずに楽しみながら活動を続けていきたい」と話していた。