
横須賀市の長井地区などを中心とした西海岸地域で、海外の学生を対象にした民泊事業に力を入れている「横須賀西海岸体験たび推進協議会」のメンバーらが24日、米海軍横須賀基地内の家庭を訪問し、クリスマスパーティーに参加した。交流を通して、異文化理解を深めるのが目的。
10月に同基地のプログラムで、米軍関係者らが長井海の手公園「ソレイユの丘」(同市長井)で、同協議会メンバーと交流したのをきっかけに実現した。メンバーら12人は、米軍人(35)宅を訪問。クリスマスツリーが飾られた家庭で、妻(36)ら家族とジェスチャーを交えながら談笑。パイや七面鳥を使った料理が並んだ食卓を囲み、ボードゲームやプレゼント交換を楽しんだ。
訪問した同協議会のメンバー(69)は、「クリスマスにはフライドチキンを食べるイメージがあったけれど、米国では食べないと聞いて驚いた。これからも外国人との交流の輪が広がっていけばいい」と話していた。