相模原市立富士見小学校(同市中央区)で23日、クリスマスにちなむ15年目のコンサートが開かれた。約500人の小中高校生とシニア世代が競演。節目を盛大に祝い、歌い納めを楽しんだ。
区内の中央地区にある計6校と、シニアの「かがやき合唱ゆめクラブ」が出演。「もみの木コンサート」と名付けられた公演は、2002年の初回から15年目を迎え、市民吹奏楽団のクラリネットアンサンブルも特別に招かれた。
クリスマスにちなむ楽曲のほか、童謡やアニメソングを、各校が合唱や演奏で披露。中高3校の吹奏楽部による混成楽団が約千人の観客とともに「あわてんぼうのサンタクロース」を合唱して締めくくった。
フルートを奏でた市立中央中学校吹奏楽部の2年生八木真悠さん(13)は「楽しい思い出になった」と喜んでいた。
中央地区の青少年健全育成協議会や自治会連合会などによる実行委員会が主催した。委員長の岡野博さん(65)は「子どもたちが主役のコンサートをこれからも続けていきたい」と話した。